ドイツの主要ニュース

早期退職の削減で年金保険の負担を軽減

 ドイツ年金保険者連盟VDRによると、早期退職による年金受給を大幅に削減すれば、年金保険金庫の負担が軽減され、保険料率を安定化できる。

VDRのティーマン氏は、年配者の労働時間短縮と失業による早期退職および長期被保険者の早期退職だけでも120億ユーロ以上の負担になっていると語った。被保険者全員が65歳で老齢年金を受給すれば、年間数十億ユーロを節約できるという。約2000万人の老齢年金受給者のうち、約240万人は早期退職者である。

 連邦政府と野党は、早期退職削減のための措置をとる計画である。

2003106日)

戻る