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1998年以来、携帯電話台数が10倍に増加

 連邦統計局の発表によると、ドイツの個人世帯における携帯電話台数は1998年以来10倍に増加した。2003年初頭、個人世帯全体の73%が携帯電話を所有していた。1825歳の年齢層では、ほぼ全員が携帯電話を持っている。しかし、他の欧州諸国と比べると、ドイツは中位。ルクセンブルクでは、統計的に見て、全市民が携帯電話を1台以上所有している。イタリアでは、国民の90%が携帯電話を持っている。

 また、1820万世帯(全体の半分弱)がコンピューターを所有しており、インターネットに接続している(1998年の6倍)。しかし、パソコンやインターネットの利用は年齢/所得/世帯構成にかなり依存している。統計的に見て、2535歳の年齢層/実質月収が5000ユーロ以上の裕福な人/夫婦+子供2人の世帯が頻繁にインターネットにアクセスしている。

 携帯電話とコンピューターの所有では、旧西独と旧東独の個人世帯で差がなくなっているが、家電品ではまだ差が見られる。旧西独の個人世帯の59%が食器洗い機を所有しているのに対し、旧東独では46%。乾燥機は旧西独が40%弱、旧東独が約20%。

20031013日)

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