ドイツの主要ニュース SPD、ブランデンブルク州地方選挙で大敗 10月26日(日)に行われたブランデンブルク州の地方選挙で、社会民主党 SPD が大敗し、キリスト教民主同盟 CDU が第一党になった。SPD の得票率が1998年の38,9%から23,5%に転落したのに対して、CDU は21,4%から27,8%に伸ばした。民主社会党 PDS の得票率は21,3%(21,6%)に僅かに減った。自由民主党 FDP は4,1%から6,3%に、緑の党は4,1%から4,2%にそれぞれ得票率を伸ばした。投票率は45,9%だった。 SPD は2002年9月の総選挙以来、すべての州選挙と地方選挙で敗れている。プラツェク・ブランデンブルク州首相(SPD)は、大敗の主因は連邦政治にあると語った。また、シュレーダー首相は、SPD の大敗が連邦政府の改革政策にも起因していることを認めた。国民は様々な改革による負担に不安を感じているという。しかし、この停滞期の後は再び経済が成長し、雇用が創出されるとして、改革を推進することを強調した。改革の代替はないという。 (2003年11月3日) |