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郵電規制庁、ドイツテレコムのXXL新料金を認可

 郵電規制庁はドイツテレコムの新しいXXL料金を認可した。新しいXXLサービスでは、加入者が月額9,22ユーロの追加料金を払うと、土曜日・日曜日・祝日のドイツ国内通話が無料になる(AktivPlus xxl)。これまでは、月額7,61ユーロで日曜日と祝日のドイツ国内通話が無料だった。また、新しいCalltimeサービスでは、月額4,22ユーロの追加料金を払うと、一ヶ月2時間のドイツ国内通話が無料になる(AktivPlus basis calltime 120)。新しいXXLサービスは今年101日から2004630日まで、Calltimeサービスは2005331日までの期限付きで認可された。

規制庁によると、ドイツテレコムはこれらのサービスの利用者に対して、他の電話会社の電話会社事前登録制サービス(Preselection)や通話ごとの電話会社選択サービス(Call-by-Call)も利用できるようにしなければならない。また、これまでは日曜日・祝日の無料通話サービス(旧XXLサービス)をインターネット接続にも利用できたが、新しいXXLサービスではインターネットへの利用は禁止されるという。

 ドイツテレコムの競争企業は、規制庁の決定を市場競争への打撃として厳しく批判しており、訴訟を検討している。

 (2003915日)

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