ドイツの主要ニュース 2003年は再び株主が減少 ドイツ株式研究所DAIが1月8日(木)に発表したところによると、2003年は株式ないし株式ファンドに投資した人が減少した。2003年下半期は約1110万人が株式ないし株式ファンドを持っていた。下半期の株主数は上半期とほとんど変わらず、1999年以来最低となった。2002年に比べると、株と株式ファンドに投資した人は約40万人減少している。 株主が減少しているにもかかわらず、DAIは株式への信頼が再び強くなっていると見ている。投資家は上半期は株式ファンドに投資する傾向にあったが、下半期は株に直接投資する傾向が顕著になっている。株式だけを所有する投資家の数は上半期の280万人から下半期は310万人に増えた。 ドイツの株価指数Daxは2003年に約34%上昇した。年末には、2003年3月の8年最安値を80%以上も上回った。2003年下半期は株式だけを所有する人が増えたのに比例して、株式ファンドに投資した人が上半期の830万人から800万人に減少した。また、この時期、複合株式ファンドから純粋な株式ファンドへの移行トレンドも見られた。 (2004年1月12日) |