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ミュンヘン、ドイツの経済都市比較で1

   ドイツ商工会議所連合会(DIHK)がドイツの8つの経済都市の立地を比較調査した結果、ミュンヘンが首位の座を守った。ミュンヘンは44の立地基準のうち13の基準で1位、さらなる13の基準で2位だった。特に、低い生産単位人件費における高い生産性で優れていた。

 ミュンヘンの就業者一人当たり総生産(総付加価値)は68006ユーロで1位、2位がシュツットガルト。国内総生産でも45000ユーロ、住民一人当たり購買力でも21000ユーロで、ミュンヘンが他を大きく引き離して首位に立った。また、失業率が最も低く、大卒就業者数が最も多かった。工業輸出の割合(53,9%)も最も高く、国際競争における競争力もある。

 それに対して、ミュンヘンの弱点は土地の価格が高いことで、この基準では最下位だった。もう一つの弱点は高い営業税で、同じく最下位だった。

2004年1月20日)

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