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女性就業者の増加

   連邦統計局の発表によると、ドイツにおける就業者総数は2003年末現在3860万人で、その内の1810万人が女性であった。女性の割合は前年よりも0,4ポイント増えて46,9%になった。1998年と比較すると、1,9ポイント上昇している。

 働いている女性の6人に5人は商業、飲食・旅館業、交通のようなサービス業に従事しており、約15%は製造業で、2%弱は農林業で働いている。

 ドイツにおける女性就業者の割合は国際比較でも高水準で、2002年はスカンジナビア諸国と米国だけがドイツを上回っていた。

 一方、女性が無給の仕事をする時間は男性よりも大幅に多い。男性が家事、庭の手入れ、日曜大工、人の世話に費やす時間は平均で週当たり19時間であるが、女性は31時間弱である。それに対して、男性は平均で22時間以上職業に従事しているが、女性は12時間にすぎない。

200438日)

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