ドイツのニュース

就業者減少傾向、止まらず

   連邦統計局によると、ドイツの就業者数は今年も減少傾向にある。第1四半期の就業者数は対前年同期比0,4%減の約3770万人であった。季節効果を考慮しなくても、2004年第1四半期の就業者数は2003年第4四半期よりも0,1%減少した。但し、減少傾向は鈍化している。2003年末は0,6%減であった。2003年第4四半期と比べると、今年第1四半期は就業者が872000人少なくなったが、1年前よりは減少幅が狭まっている。1年前は就業者が約97万人減少した。

 経済専門家と連邦政府は、ドイツの就業者数は持続する景気回復のおかげで下半期には少なくとも安定してくると予想している。しかし、雇用創出は2005年以前には期待できないとの見方を示した。

20045月18日)

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