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欧州人の20％以上が太り過ぎ

　  欧州委員会のバイアン消費者委員が世界保健機構（WHO）の会議で語ったところによると、欧州人の20～30％は太り過ぎ、あるいは肥満である。この傾向が続けば、まもなく大半の欧州人が太り過ぎになると警告している。

 世界保健機構は肥満撲滅のために、健康な食生活と十分な運動のキャンペーンを展開する計画である。回避可能であった死亡件数、年間5600万件のうち60％は、砂糖と塩と脂肪の取り過ぎに起因しているという。

 一方、NGOは、開発途上国への不健康な食料品の輸出増加を批判している。開発途上国は飢餓にひんする一方で、不健康な太り過ぎの人も増えているという。

（2004年5月24日）

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