ドイツのニュース

再び、女性就業者が増加

    連邦統計局によると、1年半ぶりに再び、職業に従事する女性が増加した。2004年第1四半期の女性就業者数は0,2%増の1780万人であった。その結果、就業者全体(3770万人)に占める女性の割合が47,1%になった。それに対して、男性就業者数は前年比0,9%減少した。

 しかし、女性就業者の増加は、この1年間で雇用を創出した唯一の経済部門であり、女性が圧倒的に多いサービス業だけに見られる。女性就業者の84%は商業、飲食・旅館業、保健業で働いている。男性就業者では、サービス業で従事しているのは男性就業者全体の60%で、人員削減をしている工業と建設部門では男性就業者が女性よりも多い。

 女性の起業家は前年比2%増加した。しかし、女性における自営業者の割合は8%で、男性の14%を大きく下回っている。420万人の自営業者とその手伝いをする家族に占める女性の割合は3分の1に過ぎない。

20045月31日)

戻る