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ドイツ人の平均寿命が上昇

    連邦統計局が6月2日(水)に発表したところよると、ドイツの平均寿命は継続的に上昇している。2000/2002年の統計では、この期間に生まれた女子の平均寿命は81,22歳、男子は75,38歳である。1999/2001年は女子が81,1歳、男子が75,1歳だった。この統計は過去3年間の人口と死亡者数に基づいている。

 欧州連合内で2002年に生まれた新生児の平均寿命を国別比較すると、男子の平均寿命が最も高かったのはスウェーデンで77,7歳、女子はスペインで83,1歳。ドイツは男子がEU平均を0,6歳、女子が0,1歳上回った。

 国際比較では、日本の平均寿命が最も高く、2002年は男子が78,3歳、女子が85,2歳であった。

 女性の平均寿命はどの年齢層でも男子よりも高く、死亡数も女子の方が少ない。統計上特に顕著だったのは事故死で、交通事故による死亡が多いのは18~20歳の男子であった。そのほかには目立った特徴は見られない。女子も男子も30歳から死亡数が同じく上昇する。同時に、比較的高齢な人の寿命が上昇している。60歳の男子は平均であと19,7年間(1999/2001年は19,5年間)、60歳の女子はあと23,8年間(23,7年間)生きるという統計結果が出ている。

2004年6月7日)

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