ドイツのニュース

学校における全面禁煙/人口減少

    ドイツではタバコを吸う生徒が増加していることから、ニーダーザクセン、ハンブルク、ベルリンの各州は学校における全面禁煙を計画している。ハンブルクでは、2004/2005年度中に、生徒だけでなく、教員、用務員、保護者の学校内における喫煙を完全に禁止する法律を発効させる計画である。

 また、ベルリンでは、2004/2005年度新学期から学校における全面禁煙規定が発効する。ニーダーザクセン州も現在、全面禁煙を検討中で、その具体的な実施について審議している。

 一方、ドイツの人口は1998年以来初めて減少した。連邦統計局によると、2003年の人口は約5000人減少して、82532000人であった。人口縮小の理由としては、新生児数が死亡者数を下回ったことと、この格差を移住者で補えなかったことが挙げられる。

2004年7月5日)

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