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経済研究所、経済成長予測を上方修正

   ドイツ経済研究所(DIW)は今年の経済成長予測を1,4%から1,8%に上方修正した。来年の経済成長率は2,1%と予測している。予想以上に力強い輸出が推進力となって、2004年のドイツ経済は改善に転向すると見ている。但し、景気回復の効果は2005年も労働市場には及ばず、失業者数は約430万人になると悲観的な見方を示した。

 ドイツの6大経済研究所のうち4つの研究所が経済予測を上方修正しており、キールの世界経済研究所(IfW)とハレ経済研究所(IWH)は6月に経済成長予測を1,8%に上方修正した。ミュンヘンのIfo経済研究所は1,7%と予測している。国際通貨基金(IWF)は2004年のドイツ経済予測を1,7%から1,9%に上方修正している。

 それに対して、ハンブルク世界経済研究所(HWWA)は今年の成長率を1,5%と予測しており、ドイツ経済見通しに懐疑的である。

2004年7月12日)

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