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ドイツ人の貨幣性資産、増加

    ドイツ国民銀行・農業信用金庫連盟（BVR)の調査結果によると、2003年の貨幣性資産は前年比約10％増の約1255億ユーロであった。2000年から2003年にかけて貨幣性資産が力強く増加したのは、ドイツの持続する不況に起因しているとBVRは分析している。同連盟は、相変わらず投資が弱いことから、2004年も貨幣性資産の著しい減少はないと予想している。

 一方、ドイツ内における地域ごとの貨幣性資産の差は小さくなっている。バイエルン州の2003年の世帯当たり貨幣性資産は平均で53600ユーロ（1位）であるのに対して、最下位のメクレンブルク・フォアポメルン州の平均貨幣性資産は18500ユーロであった。1993年には最も豊かな州の平均貨幣性資産が最も貧しい州の4倍であった。

（2004年7月26日）

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