ドイツのニュース

ドイツ人のパン消費量、増加

    穀物・市場・食品研究所(GMF)の発表によると、2003年7月~2004年6月のドイツ人のパン消費量は平均で一人当たり86,9kgで、前年よりも 300g 増えた。一日当たり 238g に相当する。

 欧州国別比較では、ドイツは東欧諸国に首位の座を譲った。ポーランドやチェコ、スロバキアの平均的パン消費量はドイツを上回っている。

 ドイツの製粉所は480万トンの小麦粉と80万トンのライ麦粉及びライ麦のひき割りを国内需要のために生産した。小麦粉生産量はドイツ統一以来の最高水準である。価格は0,2%上昇と、ほとんど変わらなかった。

 消費者アンケート調査結果によると、ドイツでは1週間にパンは5回、小さなパン(Brötchen)は約4回、ブレーツェルやクロワッサンのような焼き菓子パンは約2回、献立にあがっている。また、ドイツ人は通勤中や職場、インビスで、週に2回は合間を縫ってパンを食べており、最低1回はサンドイッチや軽食パンを食べている。

2004年8月9日)

戻る