ドイツのニュース

ドイツでは女性が家事をする/開店時間は州の管轄

  •   ドイツでは依然として、女性が大半の家事をしている。アレンスバッハー世論調査研究所によると、個人世帯全体の71%では、客を招待した場合に、もっぱら女性が料理をしており、男性の割合は5%に過ぎない。また、女性の割合は洗濯で85%、アイロンかけで82%、窓掃除で66%であった。

  •   新政権が小売業開店時間の立法管轄権を連邦から州に譲渡する意向であることから、各州は小売業の平日の開店時間を長くする計画である。バーデン・ヴュルテンベルク州の社会相は、立法管轄権が譲渡されれば、月曜日から土曜日までの開店時間を小売業が自由に決定できるようにすると語った。連邦憲法裁判所は2004年6月に、小売業の開店時間は州の管轄であるとする判決を下している。ザクセン・アンハルト州は、平日の無制限の開店時間だけでなく、観光客を考慮して日曜日の開店も許可する意向である。ベルリン市でも、来年のサッカーワールドカップ期間中は日曜日も小売業の開店を認めることを検討している。それに対して、バイエルン州、バーデン・ヴュルテンベルク州、ノルドライン・ヴェストファーレン州、ヘッセン州は「休息の日」である日曜・祭日の開店を従来通り認めない方針である。現行の閉店法は最高で4日間の日曜日の開店を認めている。

2005年11月23日)

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