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2005年の大学入学者数、減少

 

 連邦統計局によると、今年の大学入学者数は351900人で、昨年よりも 2%少なかった。学部別で見ると、情報科学で4%、機械工学で7%、電気工学で11%それぞれ減少した。大学入学者に占める女性の割合は前年同様49%だった。

 今年の大学入学率は37%で、連邦政府は40%を目指している。OECD平均は53%。アイスランド、ニュージーランド、スウェーデンは80%に達しており、オーストリア、ベルギー、チェコはドイツよりも低い。ドイツの大学入学率は1994年以来 35%ほど上昇したが、2004年から低下している。2005年の大学生数は2004年よりも18600人増えて1982000人だった。大学生数の増加に関連して、全国学長会議は大学の受け入れ能力が限界に達していることを指摘している。現在、大学生の70%が総合大学で、29%が専門単科大学で、1%が芸術大学で学んでいる。

2005年12月12日)

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