ドイツのニュース

生活費は250ユーロで十分/生徒数の減少

    ミュンスター社会裁判所の判決によると、ドイツでの生活費は月額 250ユーロで十分である。今年1月1日から失業手当 II (月額 345ユーロ+家賃)を受給している59歳の男性が100ユーロの眼鏡代をミュンスター社会福祉事務所に申請していた。

 ミュンスター社会裁判所は、この男性は月々の収入から眼鏡代を払うことができるとして、訴えを退けた。眼鏡代を差し引いた残額 245ユーロは生活するのに十分な金額であるという。外国人はもっと少ない金額で生活しなければならないが(庇護申請者給付法によると月額 225ユーロ弱)、それでも人間らしい生活が可能であるとしている。

 一方、連邦統計局によると、2004/2005年度の旧西独の生徒数はドイツ統一以降初めて前年度比0,1%減少した。旧東独では1996/1997年度以来減少が続いており、5,7%減であった。ドイツ全体の生徒数は1,1%減(102400人減)の960万人。

2005年3月14日)

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