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全日制学校の生徒数、増加

    各州文相会議の発表によると、2003/2004年度の全日制学校(Ganztagsschule)の生徒数は2002/2003年度よりも約10万人増えて約96万人であった。これは上級学年(Oberstufe)以下の生徒全体の約11%に相当する。各州文相会議は、多くの学校が全日制化を図っているため、今後数年間で大きな構造変化が見られると予想している。

 全日制の生徒の割合が少ないのは高等学校ギムナジウム(6%、93000人)、基礎学校グルントシューレ(5%、160700人)、実科学校レアールシューレ(4%、55000人)で、多いのは基幹学校ハウプトシューレ(11%、126000人)、特殊学校ゾンダーシューレ(31%、132000人)、総合制学校ゲザムトシューレ(68%、324000人)であった。

 全日制学校は週に最低3日間、夕方までの学校生活を生徒に提供しなければならないと定義されている。全日制学校には、1)全日制を任意ベースで提供する学校、2)特定のクラスだけに全日制を義務付けている学校、3)生徒全員に全日制を義務付けている学校の3つのモデルがある。

2005年3月21日)

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