ドイツのニュース

3月の物価上昇率、1,8%

   連邦統計局の発表によると、ドイツの3月の消費者物価は1年前よりも1,8%ほど上昇した。2月よりも0,3%高い。特に、ガソリンと暖房用石油の価格が高騰した。12ヶ月連続して石油価格が消費者物価を押し上げている。この影響を除くと、インフレ率は1,4%である。2月の物価上昇率は1,8%、1月は1,6%であった。

 暖房用石油は1年前よりも33%以上高くなった。個人世帯で重要なその他のエネルギー価格も平均以上高くなっており、電気が4%以上、ガスと地域暖房が8%上昇した。ガソリン価格は6%、ディーゼル価格は約16%、それぞれ上昇した。

 また、タバコ税と自動車税の引き上げも個人世帯の負担になっている。タバコは約11%高で、自動車税は20%も高くなった。食料品価格も多少上昇しており、コーヒー価格は5%以上高くなった。

2005年4月18日)

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