ドイツのニュース

EU内のドイツ語人口が増加

    EU委員会が発表したアンケート調査結果によると、EUで最も普及している外国語は英語で、EU市民の34%が習得している。二番目に使われている外国語はドイツ語で(12%)、フランス語(11%)を上回った。4番目はスペイン語とロシア語。2004年に加盟した10カ国では、市民の5分の1がドイツ語を外国語として習得しているのに対して、フランス語は3%に過ぎなかった。EUの東欧拡大により、ドイツ語人口が増えている。

 EU市民の半分は最低一つの外国語を話せる。ドイツでは、回答者の62%が最低一つの外国語を話せると答えた。外国語を話せる市民の割合が最も少ないのはハンガリーで29%、英国は30%だった。それに対して、ルクセンブルクは99%。ドイツで最も広く使われている外国語は英語で51%、フランス語は12%。フランスではドイツ語はスペイン語と英語に次いで3位(7%)。EU全体では、男性の方が女性よりも、若者の方が高齢者よりも外国語を習得している。

   また、ドイツとオーストリアの人口が多いことから、ドイツ語がEU最大の母国語である。母国語と外国語習得を合わせると、ドイツ語は英語(普及率47%)に次いで2番目に普及している(普及率30%)。それに対して、フランス語は23%で、3位だった。

2005年9月26日)

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