ドイツのニュース
父母手当導入法、成立
連邦参議院は11月3日(金)、父母手当導入法案を可決した。その結果、父母手当導入法は2007年1月1日に発効し、現行の育児手当は廃止される。(2006年10月16日のニュースを参照)
父親ないし母親が2007年1月1日以降に生まれた子供のために育児休業するか、勤務時間を週30時間以下に短縮すれば、実質所得の67%、最高1800ユーロ(月額)の父母手当を受給できる。受給期間は12ヶ月だが、もう一方の親も育児休業ないし勤務時間短縮をすれば、さらに2ヶ月間受給できる。就業していない失業者、専業主婦(または専業主夫)、学生は最低基本額300ユーロ(月額)を支給される。
連邦政府は父母手当の導入を家族政策における主要改革施策と見ている。フォン・デア・ライエン連邦家族相は、「新しい父母手当の導入により、若い親が最高14ヶ月間、金銭上の心配なしに育児できるようになる」と語った。
(2006年11月19日)
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