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消費者団体、容量に満たない瓶ビールを批判

 

 連邦消費者団体は、平均で瓶ビールの10%が瓶に記載されている容量を満たしていないことを批判した。瓶に記載されている容量はどの瓶にも義務づけられているのではなく、18%までの許容誤差が認められており、製造者は平均値を満たさなければならない。

 2004年のコントロール結果によると、ビールだけでなく、アルコール飲料の12,5%が平均値に達していなかった。ワインでは9,1%。容量を守っている模範生はシャンペンだった。それに対して、食用油では20%が平均値に満たなかった。

 管轄官庁はコントロール結果から、どの製造者が容量を守っていないかを承知しているので、その業者名を公表するよう消費者団体は求めている。また、平均値の原則ではなく、最低値の原則を導入することを提案している。瓶に記載る容量を最低値とし、許容誤差をそれ以上にすべきだという。消費者団体は、業者に科される1万ユーロの罰金に威嚇効果がないことも指摘した。

2006年7月11日)

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