ドイツのニュース

一般世帯の77%はパソコンを所有

   連邦情報通信・新メディア連盟(Bitkom)の発表によると、ドイツにおける一般世帯のパソコン所有率は2006年に初めて75%の大台を上回り、EU比較で4位に上昇した。ドイツは、学校におけるパソコン利用ではまだ問題が残されているが、一般家庭のパソコン所有率ではEU諸国の中でトップクラスに入ったという。

 EUのパソコン所有率ランキングによると、1位はデンマーク(85%)、2位がスウェーデン(82%)、3位がオランダ(80%)、4位がドイツ(77%)とルクセンブルク(77%)であった。EU平均は62%。

 パソコン利用でドイツ人に最も人気のあるのは買物で、連邦情報通信・新メディア連盟のアンケート調査結果によると、パソコン利用者の61%がオンラインショッピングをしている。次は旅行の予約と音楽鑑賞で、それぞれ約44%であった。

 連邦情報通信・新メディア連盟は、今後はインターネットTVの需要が伸びると予想している。ドイツでは約3000チャンネルのインターネットTVが可能であるという。インターネットTVを利用するためには高速インターネットアクセスが必要であるが、現在、ドイツでは3分の1の世帯が高速インターネットアクセス可能である。

2007年1月12日)

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