ドイツのニュース

庇護権申請者、減少/寄付総額、僅かに減少/ドイツ人はテレビが好き

 

 *  連邦内務省の発表によると、2006年の庇護権申請者は約2万1000人で、2005年より約8000人減少した。ショイブレ連邦内務相は、「移民問題における庇護権申請者問題の比重が大幅に少なくなった」と語った。すでに2005年に庇護権申請件数が低下していた。ドイツで庇護権を取得する可能性は2006年も極めて少く、庇護権取得率は0,8%に過ぎなかった。

*  世論調査研究所TNS Infratestによると、ドイツでは200510月~200610月の期間に2900万人の市民が全部で約34億ユーロを公益団体に寄付した。過去最高だった2005年には僅かに及ばなかった。2005年は3260万人の市民が約35億ユーロを寄付した。自然災害や内乱の被害者などへの緊急援助のための寄付金が特に大きく減少したという。

*  消費研究所(GfK)のテレビ研究調査結果によると、インターネット時代になってもドイツ人は好んでテレビを見ている。2006年は14歳以上の市民がテレビを見る時間は平均で一日227分だった。昨年はサッカーワールドカップ期間中に多数のパブリックビューイング会場で観戦する人が多かったが、過去最高だった2005年を1分間ほど上回った。

2007年1月12日)

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