ドイツのニュース

ドイツには社会扶助受給者がほとんどいない

 連邦統計局によると、2005年末現在、狭義の社会扶助(生活保護)を受給した人は約8万1000人だった。2004年に比べ97,2%減少した。社会扶助受給者の割合は人口の0,1%に過ぎない。

 これは、20051月1日に発効したハルツIV法に起因している。同法によると、就業可能な社会扶助受給者及びその家族は社会扶助対象から除外され、失業手当 II を支給される。

 一時的ないし継続的に就業不能であり、就業可能な血縁者と共に生活していない人だけが社会扶助を受給できる。65歳以上で、扶助を必要とする年金受給者や身寄りのない子供も社会扶助を支給される。社会扶助受給者の17%は15歳以下の子供である。

2007年1月29日)

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