ドイツのニュース

ドイツ人の晩婚化が進展

 

 連邦統計局は109日(火)、2007年度統計年鑑を発表した。そこで明らかになったドイツ人の生活動向のいくつかをここに紹介する。

     ドイツ人の晩婚化が進んでいる。初婚の年齢は男性が平均で32,6歳、女性が29,6歳である。10年前は平均で男性が29,7歳、女性が27,3歳だった。2005年は全部で388451組が結婚した。

     結婚している母親が最初の子供を出産する年齢は約30歳である。2005年は1974年生まれの女性が約4万3300人の子供を出産した。45歳以上の母親が出産した新生児は約1100人だった。2005年は全部で685795人の子供が生まれた。

     2005年は全部で201693組が離婚した。その内の1万2877組は婚姻 5年後の離婚だった。離婚申請者に占める女性の割合は56%だった。

     2005年は一般世帯の廃棄物が前年比21%減少した。水の消費量は一人当たり126リットルで、20年前よりも20リットル少なかった。

     2006年は90万人以上の女性がサッカークラブで活動していた。これは前年比7,6%増。ドイツでは640万人がサッカークラブの会員で、その内の86%が男性だった。

     2006年は休暇旅行をした人の38%が国内で休暇を過ごした。最も人気があった目的地はバイエルン州で、次がメクレンブルク・フォアポメルン州、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州、ニーダーザクセン州だった。

     2005年は余暇の過ごし方で最も人気があったのはテレビだった。平均で一人当たり週13,14時間テレビを見ている。読書の時間は平均で週4,21時間だった。

2007年10月12日)

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