ドイツのニュース
家族世帯が持続的に減少
連邦統計局によると、両親と未成年の子供から成る家族世帯数が引き続き減少している。1996年の940万世帯に対して、2006年は約880万世帯だった。
婚姻している両親と子供という伝統的な家族世帯が減少している一方で、婚姻していない両親と子供の世帯あるいはひとり親と子供の世帯が増えている。ベルリンでは家族世帯の半分がこのグループである。1997年以降、この傾向が顕著である。また、子沢山の家族がまれになっている。
親として、あるいは子供として家族世帯の中で生活している人の割合はこの10年間で人口全体の
43%から
39%に低下した。この傾向は特に旧東独で顕著で、家族世帯数はこの10年間で160万世帯に28%減少した(63万世帯減少)。旧西独では2006年は1996年比
1%減の720万世帯だった(1996年が約2680万人、2006年が2630万人)。
婚姻している両親と子供という伝統的な家族世帯数は650万世帯で、依然として大半を占めているが、その割合もこの10年間で
81%から
74%に低下した(100万世帯以上の減少)。旧西独で
8%減、旧東独で
40%減だった。
(2007年12月10日)
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