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ハウプトシューレ卒業生の8%には卒業資格がない

 

 全国文相会議が発表した統計によると、2006年はハウプトシューレ(基幹学校)の7万6249人の生徒が卒業資格なしに学校を去っていった。これは基幹学校卒業生の7,9%に相当する。10年前の1996年は8,7%だった。

 連邦雇用庁と連邦政府は年間数億ユーロを支出して、これらの中途退学者の基幹学校卒業資格取得を支援している。全国文相会議は中途退学率の半減を約束してきたが、全国文相会議と連邦雇用庁の支援はほとんど効果を示していない。

 そこで、全国文相会議は今年10月に新たに中途退学削減プログラムを決定したが、その実施は各州政府に任されている。

 教育・学術労働組合は、全国文相会議が約束している中途退学率の半減は程遠いとして、極めて遅い改善のテンポを批判した

2007年12月30日)

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