ドイツのニュース 妊娠中絶が減少傾向
連邦統計局の発表によると、 バイエルン州産婦人科医連盟によると、効果的な避妊方法に関する知識が特に若者に浸透してきたことが中絶減少の要因として挙げられる。同連盟は、全般的に医師/教会/保健局における妊娠相談の効果が実証されたと評価している。市民の間で価値観意識が強まっており、倫理上の理由から中絶を拒否するケースが増えているという。 また、この統計結果からは、医学上安全な妊娠中絶が容易になったことが必ずしも中絶件数を増やすことにはならないことが明らかになったと分析している。
中絶した女性の4分の3は
中絶全体の 望まなかった妊娠の場合には、中絶の可能性が高くなる。「ドイツでは妊娠が減少しており、その帰結として中絶も減少している」と、フィッシャー産婦人科医は指摘している。このままでは将来も減少傾向が続くという。 世界保健機構(WHO)によると、EUにおける妊娠中絶件数は過去4年間、連続して減少している。特に新規加盟国における減少が顕著である。特に減少しているのはルーマニア、ブルガリア、エストニア、ハンガリー。 (2007年3月28日) |