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アルコール乱用による死亡者数、減少

 連邦統計局の発表によると、2005年にアルコール乱用が原因で死亡した人は自殺と交通事故による死亡者数よりも多かった。2005年は約1万2200人の男性と約4100人の女性がアルコール乱用のために死亡した。アルコール乱用による死亡者数は死亡者全体の2%を占める。自殺者は約1万200人、交通事故による死亡者は約5500人だった。

 アルコール乱用による死亡者数を州別で見ると、バイエルン州は人口10万人当たり13人で最も少なかった。最も多かったのはメクレンブルク・フォポメルン州で、人口10万人当たり34人。

 アルコール乱用による死亡者数の動向を見ると、1990年代半ばは人口10万人当たり21人であったが、2005年は18人に減少した。

2007年4月11日)

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