ドイツのニュース
米国人の対独感情、改善
米国市民1023人を対象に行ったオンライン世論調査結果によると、米国人の対独感情はイラク戦争前の水準に改善してきた。回答者の39%は独米関係を「良い」ないし「大変良い」と評価している。2003年4月は17%だった。44%はドイツに対してポジティブなイメージを持っている。2003年4月よりも17ポイント上昇した。
米国の重要なパートナーのランキングでは、ドイツは4位だった。1位が英国、2位がカナダ、3位が日本。ドイツは米国の重要な同盟国だと評価しているのは39%である。但し、ドイツはテロとの闘いでもっと積極的に活動すべきだと考えている人が57%だった。ドイツはアフガニスタンへの軍隊派遣で重要な役割を果たしていると考えている人は23%。ドイツはイスラエルの強力かつ信頼できる同盟国だとみなしている人は13%に過ぎなかった。
また、アンゲラ・メルケル氏がドイツの連邦首相であることを知っていたのは24%だけだった。9%はシュレーダー氏、8%はコール氏、7%はシュミット氏と回答している。
実際にドイツに来たことのある人は平均以上にポジティブなイメージを持っている。特に、ドイツに駐屯したことのある米兵士の家族はドイツを「環境保護意識の高い、ハイテクの国」と賞賛している。
(2007年4月30日)
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