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ドイツに住む移民は1530万人

 

 連邦統計局によると、ドイツに住む 5歳未満の子供のほぼ 3分の1は移民の子供である。ニュルンベルク、シュツットガルト、フランクフルト、デュッセルドルフでは、移民の子供の割合が60%に達している。1950年以来、1040万人がドイツに移住した。

 ドイツに住む移民(ドイツ国籍を有する移民及び外国籍の移民)は1530万人で、その内の1470万人(96%)が旧西独に住んでいる。また、大半の移民は大都市に住んでいる。人口に占める移民の割合が最も高いのはシュツットガルトで40%、次にフランクフルト(39,5%)、ニュルンベルク(37%)が続く。ドイツに移住した市民の62%の出身国は欧州諸国で、14,2%がトルコである。

 ボェーマー連邦移民専門委員は、同化・ドイツ語コースの授業時間数を現在の600時間から900時間に増やす方針であることを明らかにすると共に、同化・ドイツ語コース提供機関、雇用局、保育機関との連携を改善するよう地方自治体に求めた。また、親が就業していない、あるいはドイツに住んでいない場合、その子供にも連邦奨学金を支給する計画であるという。

2007年5月15日)

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