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ブレーメン都市州、SPDと緑の党の連立政権へ

  5月13日のブレーメン市州議会選挙で第一党を維持した社会民主党(SPD)は、12年間連立を組んできたキリスト教民主同盟(CDU)と得票率を大きく伸ばした緑の党と交渉をしてきたが、緑の党と連立政権を組むことを決定した。(20075月15日のニュースを参照)

 SPDと緑の党は具体的な連立政権交渉に入る。夏休み前には連立政権が誕生する見通しである。

 ブレーメンがSPD/緑の党の連立政権になることにより、連邦参議院におけるCDU/CSUとSPDの3分の2の多数が崩れる。その結果、連邦政府(CDU/CSUとSPDの大連立)は単独で基本法を改正することができなくなる(連邦議会と連邦参議院における3分の2の多数が必要)。但し、連邦参議院の同意を必要とする法律に必要な過半数は維持される。

2007年5月30日)

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