ドイツのニュース

育児休業する父親が増えている

 

 今年1月1日に父母手当が導入されたが、育児休業する父親が増えている。連邦統計局によると、今年第1四半期は育児休業する父親の割合が 7%に倍増した。育児休業する父親の半分は 2ヶ月以上育児休暇をとる。

 フォン・デア・ライエン連邦家族相は、「大変勇気づけられる傾向だ」と歓迎している。但し、大半の父親は短期間の育児休暇をとっている。12ヶ月の父母手当を受給する父親は全体の30%で、47%は 2ヶ月だけ育児休業して父母手当ボーナス(受給期間=12ヶ月+2ヶ月)を受給する。

 親は、完全に育児休業するか、あるいは勤務時間を短縮して育児をする場合に、最後の実質賃金の67%を父母手当として受給する。但し、月々最低300ユーロ、最高1800ユーロで、受給期間は最低12ヶ月間、最高14ヶ月間(もう一方の親も最低 2ヶ月育児休業する場合)。(20061116日のニュースを参照)

2007年5月30日)

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