ドイツのニュース 若い女性の旧東独離れが深刻化
ベルリン人口問題究所が5月
旧東独では、「 旧東独では教育における男女の格差が大きい。高校卒業試験準備クラスでは、3分の2が女子で、3分の1が男子である。それに対して、学校卒業資格のない若者の3分の2は男子。女子の方が男子よりも良い成績で学校を卒業している。高等教育を受けた女子は旧西独で大学に進学することも、将来性のある職業訓練の職場に就くこともできる。 専門家はこの男女の格差の原因として、子供が育つ環境における女性の優勢を指摘している。母子家庭が多く、幼稚園や小学校では女の先生の割合が極めて高い。また、親が息子よりも娘に高等教育を奨励する傾向が強い。 旧東独における女性不足は欧州で唯一の現象であるという。旧東独では若い男性の失業率の方が高く、旧西独へ移住する男性もいるが、再び旧東独に戻ってくる確率が高い。男性の方が未知の土地や職場への適応が難しいという。旧西独出身の女性をパートナーとする旧東独の男性は3%に過ぎないが、旧西独出身の男性をパートナーとする旧東独出身の女性はその3倍である。
一方、連邦統計局によると、 (2007年6月18日) |