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ドイツ鉄道、129日に運賃値上げ

 ドイツ鉄道は今年129日に運賃を値上げする計画である。2等車の運賃は平均で2,9%、1等車の長距離電車(IC/EC/ICE)は4,8%、「バーンカード」は平均で3,8%の値上げとなる。

 例えば、フランクフルト/ミュンヘンの2等車片道運賃は81ユーロから85ユーロに(+4,9%)、ベルリン/ハンブルクは62ユーロから65ユーロに(+4,8%)、「バーンカード50」(1年間半額料金)は212ユーロから220ユーロに、「バーンカード25」は53ユーロから55ユーロにそれぞれ値上がりする。

 また、座席の予約は、自動販売機とインターネット利用の場合、2等車が 2ユーロ、1等車が 3ユーロに、窓口予約の場合、2等車が 4ユーロ、1等車が 5ユーロになる。「楽しい週末チケット」は33ユーロから35ユーロに値上がりする。

 ドイツ鉄道は運賃値上げの理由として、エネルギー価格の上昇と賃金引上げを挙げている。労働組合と合意に至った賃上げは旅客列車部門だけでも年間 1億ユーロの負担増になるという。運賃値上げにより、6000万ユーロの増収を見込んでいる。

2007年9月26日)

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