ドイツのニュース

出生率が上昇/女性役員が減少/魅力的な都市はミュンヘン

 

        連邦統計局の暫定発表によると、2007年は10年ぶりに出生率が上昇した。2007年に生まれた子供は約69万人で、2006年よりも1万7000人多い。死亡数は83万人だった。死亡数から出生数を引いた自然減は14万人。人口は10万人減少して8220万人になった。

     2007年はドイツの大手企業(年間売り上げ2000万ユーロ以上、従業員200人以上の会社)における女性トップマネージャー(社長、役員、包括的代理権者)の割合が著しく減少した。ホッペンシュテット経済情報サービス会社によると、女性トップマネージャーの割合は20071月が7,46%だったが、20081月には5,65%に低下していた。これは約25%の減少に相当する。2006年までは毎年持続的に上昇していた。

     不動産雑誌Bellevueがドイツの10大都市を比較したところ(雇用、不動産、日照時間、保育施設、森林面積、人口密度など50項目で比較)、最も魅力的な大都市は8年連続でミュンヘンだった。2位はシュツットガルト、3位はハンブルク。ミュンヘンは特に雇用と不動産で点数が高かったが、空港からの距離、人口密度、森林面積では点数が低かった。

2008年2月11日)

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