ドイツのニュース

中途退学する移民の子供が多い/人気のある職業は美容師

 

       ベルテルスマン財団の調査結果によると、ドイツでは移民の子供の中途退学率が19%で、ドイツ人の子供の中途退学率は約9%である。移民の子供の中途退学率が最も低い州はヘッセン州で10%、次がメクレンブルク・フォアポメルン州で13%だった。移民の子供が大学入学資格を取得する割合は旧東独が17,7%で、旧西独(9,2%)よりも高かった。バイエルン州では大学入学資格を取得する生徒の割合が19,5%であるが、移民の子供では 6,7%に過ぎない。それに対して、ブランデンブルク州では、移民の子供が大学卒業資格を取得する割合は 30,5%と、最も高かった。

     連邦雇用庁によると、職業訓練の業種で最も人気があるのは美容師で、応募者は職場当たり 2,85人である。次に人気があるのは開業医の診療助手と自動車修理工で、競争率は2倍以上。次が家具職人で1,8倍である。競争率が比較的低い業種は銀行と保険会社、自動車運転手、肉屋。

2008年2月11日)

戻る