ドイツのニュース

ギムナジウムに通う外国人は少ない/生徒数の減少/外国人の減少

 

     連邦統計局の発表によると、2006/2007年度は外国人の生徒の割合が約 9%だった。外国人の生徒数は 897700人で、過去10年間比較的安定している。基礎学校(1年生~4年生)では外国人の割合が10,6%であるが、5年生から分かれる進路別で見ると、大きな差が見られる。ハウプトシューレが19,2%、総合学校が13,8%、レアールシューレが 7,7%、ギムナジウムが 4,3%だった。中途退学者に占める外国人の割合が19,2%なのに対して、大学入学資格取得者では 3,6%に過ぎなかった。

     ドイツでは生徒数が減少している。2007/2008年度の生徒数は 920万人だった。これは前年度よりも 1,7%(157000人)少ない。旧東独の減少率は 4,4%と、平均を大きく上回っている。ハウプトシューレの生徒数が 6,2%減少したのに対して、ギムナジウムの生徒数は 0,5%増加した。

     ドイツの外国人数が2007年に 0,1%減少した。2007年末現在の外国人数は 674万人。出身国別でみると、EU加盟国出身者が 35%、トルコ人が 25%だった。

2008年3月19日)

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