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連邦政府、経済成長予測を下方修正

  グロース連邦経済相が 4月24日(木)に発表した経済成長予測によると、今年の国内総生産の成長率は 1,7%、来年は 1,2%の見通しである。グロース連邦経済相は、「逆風にもかかわらず、今後も引き続き上昇傾向にある」と語った。

 個人消費は今年が 0,8%増、来年が 1,3%増、内需は今年も来年も 1,3%増、輸出は今年が 5,1%増、来年が 4,5%増、輸入は今年が 4,7%増、来年が 5,3%増と予測している。

 インフレ率は今年が 2,6%、来年が 1,8%の見通しである。年平均失業者数は今年が約50万人減の約 327万人、来年はほぼ横ばいで約4万人減の約 323万人と予想している。

 一方、主要経済研究所(8つの経済研究所)は 4月16日(水)に春の共同経済見通しを発表した。今年の経済成長率は 1,8%、来年は 1,4%と予測しており、連邦政府よりも多少楽観的である。インフレ率は今年が 2,6%、来年が 1,8%、失業率は今年が 7,1%、来年が 6,6%と予測している。

2008年4月30日)

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