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連邦政府、交通違反過料の大幅引き上げを計画

　　ティーフェンゼー連邦交通相は交通事故削減を目指して、交通違反行為に対する過料を大幅に引き上げる計画である。連邦内閣は5月21日（水）に新しい過料目録を閣議決定した。連邦参議院の同意を得て、2009年1月1日に発効する予定である。　　
　　新しい過料目録によると、アルコールと薬物を飲んで運転したドライバーに対する過料は1回目が現在の250ユーロから500ユーロに、2回目が500ユーロから1000ユーロに、3回目が750ユーロから1500ユーロにそれぞれ倍額に引き上げられる。　　
　　スピード違反では、例えば時速26km～30kmの超過はこれまでの60ユーロから100ユーロに、70km以上の超過は425ユーロから680ユーロに引き上げられる。　　
　　赤信号無視は50ユーロから90ユーロに、赤信号が1秒以上経過している場合は125ユーロから200ユーロに、器物損壊を伴う場合は200ユーロから360ユーロにそれぞれ引き上げられる。　　
　　前車との間隔を守らないドライバーに対しては、時速80km～130kmの場合が40～200ユーロから75～320ユーロに、130km以上の場合が60～250ユーロから100～400ユーロに引き上げられる。　　
　　危険な追い越しは50ユーロから100ユーロに、追い越し禁止の無視は75ユーロから150ユーロに、器物損壊を伴う場合は125ユーロから200ユーロに引き上げられる。　　
　　先行権無視は50ユーロから100ユーロに、高速道路上の駐車は40ユーロから70ユーロに、不法な自動車レースは参加者に対する過料が150ユーロから400ユーロに、レース開催者に対する過料が200ユーロから500ユーロに引き上げられる。

（2008年5月20日）

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