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ミュンヘンを訪れる観光客が年々増えている

   

    ミュンヘン市観光局によると、今年上半期にミュンヘンを訪れた観光客は前年同期比6,3%増、宿泊数は4,6%増で、年々観光客が増えている。最も増えているのはロシア人観光客で96%増、アラブ人観光客は27%増だった。アラブ人観光客は7月と8月に多い。

   観光客に関連する売上が最も多い月は8月で、観光客が約45万人、延べにするとホテル宿泊数が約100万泊。アラブ諸国からの観光客の宿泊数は延べで年間約253000泊で、そのうちの約17万泊が7月と8月に集中している。観光局の算定によると、8月の観光客に関連する売上は約8億5000万ユーロ。

   観光客がミュンヘン市内の小売業で支出する一日当たり金額を国別で比較すると、アラブ諸国からの観光客が1日当たり569ユーロで1位、2位が日本人で370ユーロ、3位がロシア人で321ユーロ、4位がノルウェー人で252ユーロ、5位がスウェーデン人で210ユーロ。

   2007年は観光客がミュンヘン市内の小売業で支出した金額が約28億ユーロだった。観光客の予算のうちの45%が小売業で支出され、残りはホテルと飲食店。2007年の観光客に関連する売上は約62億ユーロだった。

   1500万人の観光客はミュンヘン市で休暇を過ごすのではなく、日帰り旅行で訪れている。この日帰り旅行客の大半はバイエルン州に住んでいる人で、約50万人がバイエルン州で休暇を過ごしている人。

   ミュンヘン市観光局は市内でのショッピングを容易にするために、2ヶ国語のショッピング・マップを作成した。ショッピング・マップはホテルなどで入手できる。

2008年8月25日)

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