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2008年の出生数は前年より減少

   

    連邦統計局の発表によると、2008年の出生数は2007年より約8000人減少した(1,1%減)。2008年の出生数は約675000人(暫定)、2007年は684862人だった。2006年は672724人、2005年は685795人。

   連邦統計局は、今年初頭の暫定発表では2008年の出生数を68万人~69万人としていた。フォン・デア・ライエン連邦家族相は今年2月の「2009年度家族レポート」発表記者会見で、2008年1月~9月の出生数(前年同期より 3400人多い 517549人)と連邦統計局の推定(総計)に基づいて、「出生数の増加傾向が2008年も続いており、両親手当の効果が表れている」とポジティブな評価をしていた。

   連邦統計局によると、通常7月と8月の出生数は11月と12月よりも多いという。出生数は1960年代以降減少傾向にある。戦後最高だったのは1964年で、1357000人だった。これは2008年の約2倍である。

   フォン・デア・ライエン連邦家族相は、両親手当や保育サービスの拡充などの的確な家族政策により若い家族の支援を強化していかなければならないと語り、一層の改善の必要性を強調した。

2009年4月21日)

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