ドイツのニュース

3月の物価上昇率は0,5

   

    連邦統計局の発表によると、石油とガソリン価格の下落の影響で、ドイツの3月の消費者物価上昇率は前年同月比0,5%と、ほぼ停滞した。2月は1,0%だった。

   専門家は、消費者物価上昇率が今年半ばまでさらに低下すると予想している。夏には生計費が前年より低くなることもあり得るという。

   3月の消費者物価上昇率は1999年7月以来の最低水準である。昨年7月には15年以来の最高水準 3,3%に達したが、それ以降は経済危機の影響で石油需要が急減し、物価上昇率も下降の一途を辿っている。

   3月はガソリン価格も暖房用石油価格も大きく下落した。昨年は急上昇していた食料品価格もほぼ安定している。

2009年4月21日)

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