ドイツのニュース

連邦参議院、諸法案を可決

   

    連邦参議院は515日(金)、諸法案を可決した。

  • 新しい遺伝子診断法によると、遺伝子診断は診断される本人の同意の下に医師が行う場合にのみ認められる。密かに父子関係のテストをすることは禁止される。違反行為には5000ユーロの罰金が科される。また、18歳以降に発生し得る病気の診断も禁止される。

  • ドイツでは2011日5月9日に国勢調査が実施される。調査方法は従来と異なり、市民全員を調査するのではなく、役所に蓄積されているデータを集める。集められるデータには、宗教や移住に関するデータも含まれる。この世論調査はすべてのEU加盟国で実施される。

  • 電話勧誘を規制する法律は消費者保護を強化する。不正な電話勧誘の禁止に反する行為には最高 5万ユーロの罰金が科される。コールセンターはその電話番号を公表しなければならない。違反行為には最高 1万ユーロの罰金が科される。消費者の契約取り消しが容易になる。

  • 兵役代替社会奉仕勤務に関する法律によると、兵役代替社会奉仕勤務は「学習奉仕」として捉えられ、終了後に本人に修了証書が付与される。修了証書には奉仕勤務中に取得した資格も記される。

2009年5月26日)

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