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深夜のアルコール飲料販売禁止

   

    バーデン・ヴュルテンベルク州は国内最初の州として、2010年1月1日から深夜のアルコール飲料販売を禁止する。これは、意識不明になるまで酒を飲む青少年の急増に対する措置として実施される。

   新規定によると、夜の10時から翌朝 5時までの時間帯はガソリンスタンドやキオスク、スーパーにおけるアルコール飲料の販売が禁止される。但し、農家内の販売店と空港内の販売店には適用されない。また、市町村の申請があれば、例外が認められる。例えば、市町村の祭りや市場など。

   レストランや居酒屋では、従来通りアルコール飲料を飲むことができ、持ち帰ることもできる。

   青少年のアルコール問題が深刻化しており、2007年は3631人の若者がアルコール中毒で病院に運ばれた。2001年に比べ倍増している。

2009年7月21日)

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