ドイツのニュース

家庭の躾にも男女の差

   

    アレンスバッハ世論調査研究所の調査結果によると、ドイツでは依然として家庭の躾にも伝統的な男女の役割分担が根強く、家事の手伝いをしなければならないのは男の子よりも女の子である。

   317歳の子供のいる親の53%は、男の子よりも女の子に家事を手伝わせていると回答した。34%は「ほぼ同じ」で、女の子よりも男の子に家事を手伝わせていると回答したのは 1%に過ぎなかった。12%の親は無回答。

   大半の親は子供の家事手伝いを大切だと考えている。65%は、子供が「時々」部屋を片付け、ゴミを捨てに行くと回答した。23%は、「しばしば」部屋の片づけとゴミ捨てをすると回答している。子供が全く手伝わないと回答した親は12%だった。但し、この子供たちの多くは 6歳以下である。

   61%の親は子供が十分に家事手伝いをしていると回答しているのに対して、1417歳の子供のいる親の半分はもっと家事手伝いをしてほしいと望んでいる。

   子供に手伝ってほしい仕事としては、84%が自分の部屋の片づけ、75%が食卓の用意と片づけ、54%がゴミ捨てを挙げた。

2009年9月22日)

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