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ミュンヘンはベビーブーム

   

    ミュンヘン市は40年来のベビーブームを迎えている。2009年は 1万4306人の赤ちゃんが生まれ、1969年の 1万4153人を上回った。2008年より 265人多い。出生数が最も多かった月は10月で1353人。

   2009年は出生数が死亡数より3373人多かった。1970年代初頭(経口避妊薬普及による出生率の急落)から2000年までは死亡数が出生数を上回っていた。

   新興住宅地における出生数の増加が顕著である。ドイツにおける出生数減少傾向に反して、ミュンヘンでは増加している理由としては、特に経済状況が挙げられるという。ミュンヘンは最も購買力があり、失業率が最も低い。

   外国から移住してきた市民が全体の 3分の 1を占めているが、出生数増加における外国人要因は以前ほど大きくない。ドイツ人でも子供を望む人が増えている。専門家によると、周囲で子供が生まれると、自分も子供が欲しくなるという伝染効果もあるという。

   子供の名前で最も多かったのは、男の子(7317人)ではMaximilianAlexanderFelix、女の子(6989人)ではMarieSophieAnnaだった。

2010年1月25日)

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