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EUで最も裕福な地域はロンドン

   

    欧州統計局EurostatEU地域別生活水準比較によると、欧州連合で最も裕福な地域はロンドンで、住民一人当たり国内総生産はEU平均(約 2万5000ユーロ)の約3,5倍であった。

   住民一人当たり国内総生産が最も低かったのはブルガリアで、多くの地域がEU平均の 4分の 1に過ぎなかった。次がルーマニアで、EU平均の 3分の 1。

   ロンドン市内では、住民一人当たり所得が年間約 83000ユーロで、最も貧しい地域(6400ユーロ~8000ユーロ)の10倍以上であった。この統計は金融危機前の2007年の所得である。

   ロンドンの次に裕福な地域はルクセンブルク(EU平均の275%)で、次にブリュッセル(221%)、ハンブルク(192%)、プラハ及びその周辺地域(172%)、パリ及びその周辺地域(169%)、ダブリンを含むアイルランド東南部(166%)、オランダのグロニンゲン地方(165%)、ミュンヘンを含むオーバーバイエルン地方(165%)、ストックホルム及びその周辺地域(165%)、ウィーン(160%)が続く。

   フランクフルトとヴィースバーデンを含むダフムシュタット地方の住民一人当たり所得はEU平均の約1,5倍で、271地域中15位だった。

2010年3月1日)

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